タリーズとスタバのコーヒー、結局どっちが美味しいのでしょうか?味やコスパ、お店の雰囲気まで、ちょっと本音で比べてみました。
仕事の打ち合わせ後にちょっと外に出ると、「あ、コーヒー飲みたいな」といつも数秒立ち止まってしまうんです。右にあるタリーズにするか、それとも少し先にあるスターバックスにしようか。はたまた本格的なカフェ・ショップにするか。
結局、「まあスタバでいいかな」なんて足が向いてしまうものの、コーヒーを飲みながら「そういえば、タリーズの方が美味しいって知り合いが言っていたっけ」と、ぼんやり考える。
そんな「なんとなくスタバ」生活ってありませんか?そこでタリーズとスタバのコーヒーは、結局どっちが本当に美味しいのか、ちゃんと調べてみようと思ったのがこの記事のきっかけです。
調べ始めると、「国内焙煎か、それとも海外焙煎か」という話が出てきて、コーヒーの鮮度が味にどれくらい影響するのか、という記事にたどり着くんです。
なるほど、と納得するのですが、読み進めるうちに「結局、どちらが好みかは人それぞれ」という結論にいつも行き着いてしまって、結局スマホを閉じる羽目になっていました。

今回は、タリーズとスタバ、コーヒーは本当にどっちが美味しいのか、OLをしている友達の話を元に書いています。
コーヒーの味がどう違うのかという仕組み、そして2026年現在の価格やポイントのこと、さらにフードも入れたお店の使い勝手、この3つのポイントに絞って掘り下げてみます。
これを読み終えたら、きっと今日、どこのカフェに入るか決まるはずですよ。
先に正直なところを言うと、コーヒーそのものの美味しさについては、かなりはっきりした答えが出ています。ただ、それが「あなたにとっての一番の美味しさ」かどうかは、またちょっと別の話になるんです。
タリーズとスタバのコーヒー、どっちが美味しいか味の仕組みから考える

午後の2時、カフェに入ると、ふわっとコーヒーの香りがしますよね。当たり前のことなんですが、実はその香りの質が、この2つのお店では微妙に違っていることに、意識しないと気づきにくいかもしれません。
「なんだか違う気がする」という漠然とした感覚の裏には、実はかなり具体的な理由が隠れているんです。
国内焙煎と海外焙煎でコーヒーの鮮度はどう変わるのか
タリーズは、2001年にシアトル系のコーヒーチェーンとしては珍しい決断をしました。「海外で焙煎したての一番美味しい状態をお客様に届けるのは難しい」と考え、国内での焙煎に全面的に切り替えたんですね。一方、スタバは今も海外で焙煎された豆を輸入して使っています。

コーヒー豆は、焙煎してしまうと時間が経つごとに少しずつ酸化が進んでしまうものです。特に、香りの成分は飛びやすくて、焙煎したての数日間で風味がぐっと変わることもあります。海外で焙煎した豆だと、日本のお店に届くまでにどうしても輸送の時間がかかりますから、その間に香りが抜けてしまいがちなんですね。
タリーズが国内焙煎にこだわるのは、この「豆を焙煎してから、私たちのカップに注がれるまでの時間」をできるだけ短くしたい、という思いがあるからでしょう。
ただ、正直なところ、「それって、目に見えて違う?」と聞かれると、実はケースバイケースなんです。スタバだって、世界中から選び抜いた質の高い豆を使っていますし、焙煎した後の保管技術や、窒素を充填したパッケージなど、鮮度を保つための工夫も凝らしています。
だから、「国内焙煎だから、どんな時でも絶対に美味しい」なんて、そんな単純な話ではなくて、「鮮度をどこまで、どういう形で重視するかという考え方が、それぞれ違うんだな」と捉えるのが、一番しっくりくるでしょう。
深煎りと中深煎りでブラックコーヒーの飲み口は変わるのか

焙煎度の違いは、ブラックコーヒーでそのまま飲むと、一番わかりやすく感じられるでしょう。スタバは深煎りがメインなので、苦味がはっきりしていて、コクも重めに感じられます。しっかりとした飲みごたえがあるので、朝一杯目に目を覚ましたい時や、ランチ後にカフェインをしっかり摂りたい時にぴったりだと思います。
一方のタリーズは中深煎りが多く、苦味が突き抜ける感じではなく、口当たりがまろやかです。コーヒーがあまり得意でない方でも飲みやすいですし、午後にゆっくりと過ごすための一杯として、自然と手が伸びるような味だと感じます。
ちなみに、これはミルクを入れると、その差はほとんど気にならなくなります。深煎りのスタバのコーヒーも、ミルクが入ることでエスプレッソの強さがちょうどいい具合に整うんです。「ラテで飲む」なら、焙煎度の差よりも、むしろ抽出方法の違いの方が味に影響してくるな、というのが私自身の体感ですね。
手動マシンと全自動マシンでカフェラテの質はどう違うのか
ここは、他の比較記事ではあまり深く掘り下げられていないポイントかもしれません。タリーズでは、エスプレッソを淹れるのに半手動のマシンを使っています。そのため、バリスタさんの腕前によって、味にちょっとした「ゆらぎ」が生まれることがあるんです。
対して、スタバのコーヒーマシンは全自動で、誰が作っても常に一定のクオリティで提供されるようになっています。

「ゆらぎがあるってことはデメリットじゃないの?」と書かれている記事も多いですが、私はそうは思っていません。
タリーズのカフェラテで、「今日はなんだかすごく美味しいな」と感じる瞬間は、たしかにあります。全自動マシンのスタバにはない、まるで職人さんが淹れてくれた一杯に近い体験です。その日の担当バリスタさんの調子が良ければ、タリーズのカフェラテがスタバのそれを超えることもある。これは、私自身も実感として持っています。
逆に、当たりはずれを気にせず、毎回安定した一杯を飲みたいと思うなら、スタバの全自動マシンは大きな強みになります。出張先や初めて訪れる街でも、スタバのラテはほぼ同じ味で出てくる安心感がありますからね。これはこれで、かなり価値のあることだと思います。
コーヒーのブラインドテストで出た正直な結果は?

「コーヒーはタリーズのほうが美味しい」という声は、実は専門家の間でも少なくありません。カフェの比較をしているブロガーさんやコーヒー研究家の中には、「スタバやドトールと比べて、一番美味しいコーヒーが飲めるのはタリーズだ」と断言する方もいるほどです。
その一方で、実際にブラインドで飲み比べた記事を見てみると、結果はきれいに分かれていることが多いんですね。
ロケットニュースさんが行ったブラインドテストでは、「スタバは苦味が先にきてはっきりしている、タリーズは後から独特の風味がくる」という評価になり、どちらが優れているというよりも、「結局は好みの問題だ」という結論になっていました。これは正直なところ、すごく納得できる結果だと思います。
ブラックコーヒーで飲み比べると、スタバはしっかりとした飲みごたえを求める人に、タリーズはまろやかさを好む人に、それぞれ選ばれる傾向があるんですね。専門家でも意見が分かれる、というのが現実なのでしょう。
だからこそ、「どちらが好みか」という問いかけ方が、一番正しいのかもしれません。「どちらが美味しいか」ではなく、です。
ラテ・フラペチーノ・季節限定ドリンクの味の方向性
メニューごとに見ていくと、違いがかなりはっきり見えてくるかもしれませんね。

カフェラテの場合、スタバは深煎り豆を使っているので、苦みがしっかり感じられるパンチの効いた味わいです。一方、タリーズは中煎り豆中心で、まろやかで優しい口当たり、どちらかというとミルクが主役という印象ですね。
コーヒーの風味をしっかり味わいたいならスタバ、コーヒーとミルクが一体になって溶け合うような、なめらかな口当たりが好きならタリーズ、という風に選んでみるのが良さそうです。
フラペチーノやフローズン系のドリンクとなると、これはもうスタバの独壇場と言ってもいいでしょう。カスタマイズの幅広さや、季節ごとのラインアップの多さは、他のお店がなかなか追いつけないほどです。単に「飲み物を楽しむ」というより、「飲み物を選ぶ体験そのものを楽しむ」ように作られているのがわかります。
季節のドリンクも、SNS映えを意識したものがスタバの方が圧倒的に多い印象ですね。タリーズの季節メニューは、スタバほど華やかではないけれど、コーヒーとの相性を考えて作られているものが多く、飽きずに楽しめる工夫がされています。
2026年のタリーズとスタバのコーヒー、コスパや使い心地
火曜日の昼下がり、財布を開く前にちょっと考えてしまうこと、ありますよね。今月のカフェ代、なんだか思ったより増えているな、と。そんな時、値段やポイントの話はやっぱり無視できません。
2026年に入ってから、このあたりの計算が少し変わってきています。
スタバ値上げ後の価格差とコスパの実態はどうなっているのか

スタバは2026年2月18日から、一部商品の価格を5円から30円ほど変えました。さらに、紙袋(ショッピングバッグ)の無料提供をやめて、注文1回につき11円で有料になったんです。
約30年間も無料だった紙袋が有料になったことは、テイクアウトで利用する人にとっては、地味に響く変更ですよね。それに加えて、「One More Coffee」(ドリップコーヒーのおかわりサービス)も、一律で20円値上がりしています。
一方で、「スタバは高い」という印象は、少し見直す必要があるかもしれません。ドリップコーヒーのトールサイズは、値上げ前はタリーズと同じ420円でしたしね。
タリーズも2025年8月に値上げをしていて、「本日のコーヒー」(トール)が420円から450円になっています。カフェラテ(タリーズ・トール)も、500円から510円へと価格が変わりました。
どちらが安いかを単純に比べるのが難しくなってきた、というのが2026年現在の現実でしょう。
スタバは、カスタマイズをたくさん重ねると600円を超えることもありますが、大きいサイズを頼めば、1mlあたりのコスパで言えば、むしろスタバの方が優れることもあります。「スタバ=高い」という先入観だけで選んでいた人は、一度サイズと価格の組み合わせを見直してみる価値があるかもしれません。
楽天ポイントとスタバアプリ、ポイ活で得するのはどっち?

ポイントの事情は、2025年の夏からタリーズが大きく変わりました。
2025年8月6日からは、全国のタリーズ約820店舗で楽天ポイントカードが使えるようになり、200円につき1ポイントが貯まる仕組みになったんです。しかも、タリーズ公式アプリの「タリーズカード」で支払いをすれば、タリーズポイントと楽天ポイント、両方を同時に貯めることができるんですよ。
普段から楽天のサービスをよく使う人にとっては、これはかなりの大きな変化だと思います。タリーズカードで支払えばタリーズポイントがたまり、さらに楽天ポイントも加算されるわけですからね。楽天ポイントはANAやJALのマイルにも交換できますから、飛行機をよく利用する人には特にメリットが大きいでしょう。
ちなみに、以前はタリーズカードで支払うとドリンク1杯ごとに10円引きというサービスがあったのですが、楽天ポイントの導入と同時にこの10円引きは終了しています。ヘビーユーザーの方にとっては、「ちょっと改悪かな」という意見もあるので、ご自身の利用頻度と比べて考えてみてくださいね。
スタバのポイント制度は「スターバックスリワード」で、スターを貯めてドリンクやフードと交換できます。モバイルオーダーで事前に注文できる便利さも含めて、スタバのアプリはとても完成度が高いですよね。
ただ、楽天ポイントとは連動していないため、楽天ユーザーの方にとっては、現時点ではタリーズの方がポイント面で有利だと言えそうです。
タリーズ公式アプリは、楽天ポイントとの連携やモバイルオーダーにも対応しています。無料でダウンロードでき、楽天IDと連携するとポイントの二重取りも可能ですよ。
フードメニューとカフェ利用シーンで選ぶ基準

昼休みに「コーヒーだけ飲んでさっと戻る」のか、それとも「ついでにご飯も食べてしまおう」と考えるかで、選ぶべきお店はだいたい決まってきます。
タリーズは、パスタやホットドッグ、デザートなども含め、フードメニューが充実しています。「カフェでしっかり食事をしたい」というニーズには、タリーズの方がしっかり応えてくれます。
スタバのフードは、ケーキやドーナツなど甘いものが中心なので、食事としての満足度という点では、タリーズに軍配が上がるでしょう。お昼休みの1時間をフル活用したいなら、コーヒーと食事が両方セットで楽しめるのは、タリーズだと思います。
ただ、スタバには「場所そのもの」としての価値がありますよ。電源やWi-Fiが使いやすいので、ノマドワークをしたり、ちょっとした打ち合わせをしたりする定番の場所として機能しています。これは、空間の使い方にまつわる話であって、コーヒーの美味しさとはまた別の軸での評価になるでしょう。
「今日は30分でコーヒーを飲んで戻ろう」という時と、「1時間くらいゆっくりしながらご飯も食べたいな」という時。その違いで、どちらのお店に入るかは自然と決まってくるはずです。
まとめ:タリーズとスタバのコーヒー、どっちが美味しいかの結論と選び方

まとめるとこうなります。「コーヒーそのものの味を純粋に楽しむならタリーズ、ブランドの体験やカスタマイズ、そして空間を重視するならスタバ」というのが、2026年現在の私なりの結論です。
ただ、ここで一つだけ言っておきたいことがあります。「美味しいかどうか」と「また来たいかどうか」は、実は別の質問なんです。
タリーズのコーヒーの方が美味しい、という声はたしかに多い。でも、スタバの方が来店回数が多い人って、依然として圧倒的にたくさんいますよ。もしコーヒーの味だけで選んでいるとしたら、とっくにタリーズ派がもっと増えているはずです。
そうなっていないのは、カフェ選びがコーヒーの品評会ではないからなんです。その日の自分の状態や、お店へのアクセス、誰かと一緒か、それとも一人か、気分はどんな感じか。そういったこと全部をひっくるめて、「よし、スタバに行こう」という選択が生まれているんですよね。

もう一つ、「コーヒー好き」と「カフェ好き」は、似ているようで実は違うものなんです。コーヒーの味にこだわるなら、豆の焙煎具合や鮮度、そして淹れ方といったことが判断の基準になるでしょう。
カフェでの体験にこだわるなら、お店の空間や接客、カスタマイズの自由度などが判断軸になってきます。この2つを一緒に比べてしまうから、「結局どっちが美味しいんだ?」という問いが、いつまでも宙ぶらりんになってしまうのかもしれませんね。
分けて考えてしまえば、答えは意外とすぐに見つかりますよ。
2026年の価格事情で言えば、スタバの値上げとタリーズの楽天ポイント導入が重なって、日常的にカフェを使う場合のコストの差が、以前より少しずつ広がってきているように感じます。特に、楽天ユーザーで毎日カフェを利用する人には、タリーズのコスパが今の方が優れているでしょう。
ブランドとしての体験にお金を払う意識がある人にとっては、スタバは引き続き大きな価値があります。ただ、「コーヒーそのものへの投資」として見るなら、タリーズは今、その実力と価格のバランスがとても良い時期だと思います。
頭の中で、お昼休みに外に出て、どちらのお店の看板が先に目に入るかを想像してみてください。その瞬間に、自分の足がどちらに向かうか、そこにはもう「好み」がはっきりと出ているはずです。
ただ、今日は一度、意識してタリーズのカフェラテを選んでみることをおすすめします。そして、また翌週にスタバのカフェラテと飲み比べてみれば、どちらが「自分にとっての一杯」なのか、かなりはっきりとわかりますよ。
